sn23 everyday

diary 犬の日常

ある海辺の詩人 --- 小さなヴェニスで --

SHUN LI AND THE POET

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2011 ヴェネチア国際映画祭FEDIC賞
2012 イタリア・アカデミー賞 

監督・原案・脚本 アンドレア・セグレ
主演 チャオ・タオ ラデ・シェルペッジ

 ざっくり。
中国女性が国に子供を残してイタリアに出稼ぎに…
ユーゴスラビアからきてイタリアで年取った漁師との
こころの交流ってやつ。

なんか 酷い書き方みたいだけど
いい映画でしたよ。

ちょっと最後が好みじゃなかったですが……

彼女と漁師の出会いは猟師町の港にあるカフェで
まだよくイタリア語のわからない彼女は
常連客の注文がまだうまくこなせない。

親切な客が これはこれ あれはあれと丁寧に
自分の注文品のみ教えてくれたりする。

ぷるーにゃ

カフェ ぷるーにゃっ

コーヒー。 プルーンを入れてね。

うんうん。 と返事をするだけで
ちっともわかってないので
彼は自分で こうするのだとやって見せる。

コーヒーに プルーンの… たぶんリキュールなのかな
それをだぶだぶっと入れる。

ブランデー入り紅茶ならぬ
プルーンリキュール入りコーヒー。

そして 「ぬるいな」という。
(それは… リキュールをだぶだぶ入れたからなんじゃ?)

国に残してきた子供は8歳。

港は雨が降って水浸し。
印象的な赤い傘。
潟に浮かぶ 漁師小屋。

漁師=ペスカトーレ

あーそうなのか。
スパゲティのペスカトーレは つまりは魚介類入りだもんね。
なるほど。